東光寺 (郡山市)
東光寺(とうこうじ)は、福島県郡山市湖南町中野に所在する真言宗豊山派の寺院。木造阿弥陀如来坐像としては東北最大[1]の「中地大仏」で知られる。 概要1053年(天喜元年)、会津地方に攻め込んだ源義家が神仏の加護への感謝や、戦死者の供養のため、中地村の山中に堂を建てて仏像を安置したのが始まりと伝わる[2]。 安置された「中地大仏」が福島県指定有形文化財に、また、境内にある直径約280cmの「大仏のケヤキ」が福島県指定天然記念物[3]、「中地大仏境内の大ケヤキと大エノキ」が郡山市指定天然記念物に指定されている。 中地大仏東光寺に安置された高さ約3m、寄木造り、漆箔仕上げの阿弥陀如来像で、東北地方最大の坐像といわれる[1]。 源義家が三森峠から会津地方に攻め込んだ際の神仏の加護への感謝のため、中地村から東方に約30町の山中に堂を建てて安置したものと伝わる。 その後、火災に遭い、堂から引き出すために肩の部分を削り落としたため、肩幅が狭くなっている他、再度の火災に備えて、木車の上に乗っている。 明るい時間であれば窓から姿を見ることができるが、近くで見学するには事前の問い合わせが必要。 寺院周辺
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