最明寺 (松山市)
最明寺(さいみょうじ)は、愛媛県松山市にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は大雄山。本尊は薬師如来[1]。 歴史この寺は、740年(天平12年)に創建されたと伝えられ、1185年(文治元年)に河野親経が恵良城を築いたときには、東谷から西谷に移し、1256年(康元元年)には北条時頼が道隆蘭渓に招き寺を再興して最明寺と名付けた[1]。南北朝時代の1373年(文中3年)河野通定の開基、月菴宗光の開山によって中興された。 1795年(寛政7年)に俳人小林一茶が訪れた時、一夜の宿を過ごす予定だったが、当時住職から断れたというエピソードがある[2][3]。その後1994年(平成6年)に句碑が建立された[4]。 文化財
脚注 |