最宝寺
最宝寺(さいほうじ)は、神奈川県横須賀市にある浄土真宗本願寺派の寺院。 歴史1195年(建久6年)、源頼朝の開基である。開山の明光は頼朝の従兄でもある。当初は天台宗の寺で本尊も薬師如来であったが、明光は親鸞の弟子となり浄土真宗に改宗、寺も浄土真宗となり、本尊も阿弥陀如来となった[1]。 元々は鎌倉の光明寺の付近に位置していたが、1333年(元弘3年)、新田義貞の鎌倉侵攻の際に焼失した。その後諸説あるが、室町時代の間に現在地に移転した[1]。 天台宗時代の本尊だった薬師如来は、「天拝高御蔵薬師」と呼ばれ、もともと平安京の高御座にあったものである。1190年(建久元年)の頼朝の上洛時に拝領したものといわれている。もっとも、高御座とは関係ないという説もある[1]。 文化財交通アクセス
脚注参考文献
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