曇天・プリズム・ソーラーカー
『曇天・プリズム・ソーラーカー』(どんてん・ぷりずむ・そーらーかー)は、太田垣康男(原作)、村田雄介(漫画)による青年向け少年漫画。『ジャンプスクエア』(集英社)にて、2010年10月号から2011年7月号まで連載された。話数カウントは「第○話」。 概説学生によるソーラーカー開発を題材としている。主人公は不況のさなか勤労に励み進学資金を蓄える一方、同年代の学生はソーラーカーの開発に挑むという、対照的な立場の両者がソーラーカーの開発を通して葛藤、反発しながらも共通の目標に向けて前進する青春群像劇である。またソーラーカーの設定や描写には力を入れており、国際レースでの優勝経験のある東海大学ソーラーカーチームの監督である木村英樹教授から助言を受けるなどリアリティを高めている。[1] あらすじ金田翔太は叔父の経営する工場で勤務しながら進学の資金を貯めている。彼は同年代の学生達を疎ましく思っている。不況により仕事が減ったさなかに大学のソーラーカープロジェクトへの協力を要請される。彼の住んでいる部屋の下の倉庫を拠点にするという。8年間休眠状態だったソーラーカーをレストアしてそれを基に新たなソーラーカーを製作してドリームカップ鈴鹿へ参戦を予定している。しかし、翔太の学生達への反発によりプロジェクトの進行に関して早くも暗雲が立ち込める。 登場人物
書誌情報
脚注集英社BOOK NAVI以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
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