春日川 (高松市)
春日川(かすががわ)は、香川県高松市を流れる新川水系の河川。 概要高松市西植田町に源を発し、高松低地東部を新川と並行して北流し、屋島西町の河口近くで新川に合流する。指定延長15.1km、流域面積62.9km2。新川はかつて東山崎町付近で当河川に合流していたが、古墳時代に治水のため当河川から分離されたといわれている[1]。 六条町で合流する支流の古川は、浅野新池、三郎池の余水を水源としている。上流部には四箇池(神内池、神内上池、松尾池、城池、公渕池、坂瀬池の総称)があり、約1200haの水田を潤すだけでなく、高松市水道事業の水源に一部転用されている[2]。 典型的な香川県における河川の特徴として、平時は水量に乏しいものの、降雨時には急激に水かさが増す。そのため下流部周辺ではたびたび洪水に見舞われており、特に2004年(平成16年)10月に上陸した台風23号は、本流の新川も含めて浸水家屋6666戸、浸水面積693haと周辺に甚大な被害を与えた[3]。 下流木太町の河川敷では毎年5月に、流れ灌頂の供養や植木・農具の販売を起源にもつ川市が開かれ、初夏の風物詩となっている[4]。 主な支流主な橋梁
参考文献
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