星野リゾート アルツ磐梯
星野リゾート アルツ磐梯(ほしのリゾート アルツばんだい)は、福島県耶麻郡磐梯町にあるスキー場。磐梯山周辺にあるスキー場の一つであり、121haという広大なゲレンデを有する。コース数は福島県下で最多の29本だった。星野リゾート傘下の磐梯リゾート開発株式会社が経営する。 沿革リゾート法に基づきバブル期に計画が練られ、1992年(平成4年)12月に開業した。当初はスキー・スノーボードブームとぶつかったことから利用客は伸びたものの、ブームが去ったあとは利用客が減少。運営会社の磐梯リゾート開発株式会社は2002年10月に東京地方裁判所に民事再生法を申請した。負債総額は946億円。 2003年8月に星野リゾートがスポンサーとなり、「美味しさ保証付きカレーライス」「上達保証付きレッスン」「金メダルプロジェクト」の3つの宝という営業姿勢や、ホテルや場内の施設を整備充実させた結果、現在は黒字経営に転じている。 2008-09シーズンより、“連結プロジェクト”と銘打ち、同じ星野リゾートグループの猫魔スキー場と共通リフト券の発行やシャトルバス運行を行っている。 2018-19シーズン4月より、試験的取組みとして、猫魔スキー場のエキサイトチェア山頂から、ピークチェア山頂部につながる徒歩ルートが解禁された。期間限定である。 2023年7月20日、星野リゾートが同年12月にアルツ磐梯と猫魔スキー場を統合することを河北新報が報じた[1]。報道によると統合によりゲレンデ面積は189ha・コース数は33コースに増加する他、両スキー場を連絡するリフトの建設を6月末より開始したという[1]。アルツ・猫魔両スキー場を統合した新スキー場の名称は8月に発表予定で、星野リゾート磐梯事業所の森本剛総支配人は「国内最大級の広さで世界に負けないスキー場とし、3市町村が連携した滞在型観光をつくりたい」と話した[1]。 2023年-2024年シーズンより、猫魔スキー場と連結するリフトが新設されたことにより[2]「ネコマ マウンテン 南エリア」に名称が変更された。 スキー場の構成当スキー場は、大きく表と裏の2つに分けられる。表は旧第3クワッドリフト方面、旧第4クワッドリフト方面、アルツゴンドラ方面の3つに分けられる。裏は旧猫魔ボールと呼ばれ、猫魔ボールI、猫魔ボールIIの2つに分けられる。 ゲレンデ構成
オープン時期:
索道当スキー場のリフトは、代表的に旧第3クワッドリフト、旧第4クワッドリフト、アルツゴンドラの3つがあった。なお、旧第6ペアリフト - 旧第10ペアリフトは、旧猫魔ボールI、IIに属している。
出典
参考文献
関連項目外部リンク
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