特定非営利活動法人日本視覚障害ゴルファーズ協会 (にほんしかくしょうがいゴルファーズきょうかい、Visually Impaired Golfers of Japan、略称VIG )は、視覚障害者ゴルフ を通して視覚障害者の社会参加を推進、視覚障害者に対する正しい理解、視覚障害者の自立とより広い社会参加、視覚障害者のクオリティ・オブ・ライフ の向上に寄与することを目的として設立された特定非営利活動法人 。
沿革
1994年7月、23人で「日本視覚障害ゴルファーズ連絡協議会 」を設立。
1996年、「日本視覚障害ゴルファーズ協会 」に改名。
1998年に日本障害者スポーツ協会 の登録団体となる。
2008年2月8日に特定非営利活動法人 の認証を受ける。
主催・共催大会
「盲導犬育成支援盲人ゴルフ大会」(1994年第2回-、日本盲導犬協会 と共催)
「視覚障害者ゴルフ大会」(1994年-) - 1994年第1回は日本初の盲人のみのゴルフトーナメント
「全国視覚障害者ゴルフ競技会」(2004年-) - 全国視覚障害者ゴルフ大会を改称。回数は通算されている。
「全国視覚障害者ゴルフ大会」(1997年-2003年)
組織
会長
黒羽根唯年 [ 1] (1994年-1997年)
清水政直(1997年-2001年)
黒羽根唯年(2001年-2006年) 再任
壁谷晴子 [ 2] (2006年-2012年)
伊藤道夫 (2012年-)
下部組織
VIG東京都視覚障害ゴルファーズ協会
VIG千葉県視覚障害ゴルファーズ協会
VIG神奈川県視覚障害ゴルファーズ協会
新潟県障害ゴルファーズ協会
ブラインドゴルファーを育てる会・静岡
京都視覚障害ゴルファーズ協会(KBG)
NPO法人 大阪視覚障害ゴルファーズ協会(OBG)
広島視覚障害者ゴルフバーディ会
NPO法人 九州視覚障害ゴルファーズ協会
主な活動内容
年1回の全国視覚障害者ゴルフ競技会の主催・実施
盲人ゴルフ普及のための大会の開催
会報の発行による盲人ゴルフの社会的啓発および広報
盲人ゴルフのルール、ハンディキャップ の制定、マニュアルの頒布(有料)
視覚障害ゴルファー、パートナーのための研修会、練習会の企画、実施
出典[ 3] 。国内での普及活動がメインであり、国際大会への出場はない。
出典・脚注
^ 黒羽根自身が日本盲人ゴルフ協会 でブラインドゴルファーとして活動しており、1993年にパース で開催された「ブラインドゴルフ・オーストラリア・ワールドオープン」B2部門に派遣されて、優勝したことがある。
^ 壁谷自身がブラインドゴルフ倶楽部(日本ブラインドゴルフ振興協会 の前身)でブラインドゴルファーとして活動しており、1990年10月にパースで開催された「第3回ブラインドゴルフ・オーストラリア・ワールドオープン」全盲女子の部に派遣されて、優勝したことがある。
^ 公式サイト:VIGの活動
関連
外部リンク