日本児童・青少年演劇劇団協同組合
日本児童・青少年演劇劇団協同組合(にほんじどう・せいしょうねんえんげきげきだんきょうどうくみあい、略称:児演協(じえんきょう))は、児童・青少年を観客とする専門的職業劇団の事業協同組合である。 沿革戦後、子どものために演劇を行う専門劇団の全国的な公演活動の広がりを受け、「児童青少年演劇の職業的基盤の確立」、「児童・青少年演劇人の健康と生活の擁護」、「児童青少年演劇に関わる全国的な課題の実現」の三つを目標として、1975年に前身となる日本児童演劇劇団協議会(1988年に日本児童・青少年演劇劇団協議会に改称)として設立された。 その後、2001年に経済産業省の認可を受け事業協同組合となり、正式名称は「日本児童・青少年演劇劇団協同組合」(略称 児演協)となった[1]。 事業内容加盟劇団の主な活動の場は、学校、幼・保育園、子ども劇場・おやこ劇場、公立文化施設での公演、さらに自主公演など。また広く海外公演も行っている。 児演協としては、「夏休み児童・青少年演劇フェスティバル」、「東京都夏の児童演劇祭」、東京都との「参加・体験・感動!ふれあいこどもまつり」、文化庁委託事業の「次代の児童・青少年演劇人育成 連続講座」、演劇鑑賞教室などの事業を実施し、出版事業として児童・青少年ジャーナル「げき」を発刊している。また日本児童演劇協会主催「地方巡回公演」の一翼も担っている[1]。 2001年に念願の文化芸術振興基本法(現文化芸術基本法)が施行され、子どものため舞台芸術支援が法によって初めて認知され支援が始まるも、近年の少子化、学制の改革、自治体の財政難が活動に大きな影を落としている。子どもの成長にとって生の舞台芸術にふれることが大事という世論が起こっている[2]。 加盟劇団北海道・東北
首都圏
東海・北陸
関西九州・沖縄
脚注出典外部リンク |