日本人類学会
一般社団法人日本人類学会(にほんじんるいがっかい、欧文名:The Anthropological Society of Nippon、略称:ASN[1])は、人類学上の事項を研究し、これに関する知識の交流をはかることを目的とした、日本の単独学会である[1]。 概要1884年10月12日に設立。日本最古の学会の1つである[2]。自然人類学に関連する諸分野の研究者を中心としている[2]。また、国内唯一の自然人類学に関する学会でもある[3]。 1884年に、当時東京大学理学部の学生であった坪井正五郎ら10人により、「じんるいがくのとも」という団体が結成された[4]。2年後の1886年には、「人類学会報告」という機関誌の第1号が出版され、団体名は「東京人類学会」に変わった。機関誌は「東京人類学会報告」「東京人類学会雑誌」あるいは「人類学雑誌」などとも呼ばれる。1941年、団体名はさらに「日本人類学会」と改称された。1998年からは、「Anthropological Science」という名の機関誌を発行しており、和文誌と英文誌がある[3]。 沿革脚注外部リンク |