日本クラフトデザイン協会
日本クラフトデザイン協会(にほんくらふとでざいんきょうかい 英:Japan Craft Design Association, 略称:JCDA)は、1956年から2021年まで存続したクラフト(工芸)の作家とデザイナーによる職能団体である。 1956年9月の設立当初は任意団体「日本デザイナークラフトマン協会 JDCA」であった。1976年3月に社団法人「日本クラフトデザイン協会」と改め、同年5月に通産大臣より法人設立許可。2013年に内閣府より公益社団法人としての認定を受けた。2021年10月22日に解散した。 クラフトデザインの普及を図り、産業の発展と人々の生活文化的向上に寄与することを目的に、半世紀を超えて日本のクラフトデザインの中心的役割を担い、活動を行った。クラフト関連の組織として唯一法人化された全国組織で、スタジオクラフトマンや伝統的地場産業に関わる生産者を中心とした正会員、賛助個人会員、賛助法人会員、会友により構成されていた。 沿革設立のことばより「工芸、雑貨のデザインを担当するクラフトマン及び工芸意匠家はここに職能団体としての本協会を設立して、デザインと工芸産業を結ぶ施策に寄与すべく共同の体制をとろうとするものである。」
理事長 佐々文夫
大韓民国清州市にて開催された清州工芸ビエンナーレに展示参加
パリ日本文化会館にて、協会会員展を開催
清州工芸ビエンナーレ・グローバルパビリオンに日本を代表し招待され展示
公益社団法人を解散 歴代理事長佐藤潤四郎(1956年9月 - 1959年6月) 佐々文夫 (1959年6月 - 1961年9月) 芳武茂介 (1961年9月 - 1962年9月) 福岡縫太郎(1962年9月 - 1964年9月) 佐藤潤四郎(1964年9月 - 1966年9月) 芳武茂介 (1966年9月 - 1968年9月) 佐々文夫 (1968年9月 - 1969年10月) 畑正夫 (1969年10月 - 1972年11月) 會田雄亮 (1972年11月 - 1979年5月) 髙木晃 (1979年5月 - 1981年5月) 平松保城 (1981年5月 - 1985年5月) 馬場忠寛 (1985年5月 - 1989年5月) 佐藤信泰 (1989年5月 - 1993年5月) 工藤省司 (1993年5月 - 1997年5月) 島添昭義 (1997年5月 - 2001年5月) 橋本京子 (2001年5月 - 2007年5月) 長谷川武雄(2007年5月 - 2009年5月) 相川繁隆 (2009年5月 - 2013年5月) 岡本昌子 (2013年5月 - 2017年6月) 磯谷晴弘 (2017年6月 - 2019年6月) 岡英司 (2019年6月 - 2021年5月) 備考※主な資料は国立工芸館 資料室に保管 脚注参考文献
編著:社団法人日本クラフトデザイン協会 発行:㈱学習研究社 1986
社団法人日本クラフトデザイン協会 2006
公益社団法人日本クラフトデザイン協会 2021 外部リンク
|