日本アロマ環境協会
公益社団法人日本アロマ環境協会(にほんアロマかんきょうきょうかい、Aroma Environment Association of Japan、AEAJ)は、日本アロマテラピー協会を母体とするアロマテラピーの民間資格検定の運営などを行う団体である。 沿革取り組み植物に由来する精油を使った西洋の民間療法・アロマテラピーの普及と発展、個人・法人会員の活動支援サービスの拡充を目指し、アロマテラピー検定等の民間資格の認定や、認定スクール運営を主に行っている。また、イベント、セミナー、シンポジウム、アロマテラピーに関する委託研究などを実施している[3]。 アロマテラピーの健全な普及・啓発活動安全なアロマテラピーを実践できる人材の育成、アロマテラピーの正しい知識の普及ならびに専門人材の育成のため、民間資格の認定を行っている。
認定スクール制度 AEAJの定める標準カリキュラムを採用し、AEAJ独自の条件をクリアした「認定スクール」で、アロマテラピーを実践的に学ぶことができる。 認定スクール数:認定教室680教室、認定校176校、アロマテラピーアドバイザー認定校176校、アロマテラピーインストラクター校175校、アロマセラピスト認定校143校(2016年3月末現在) アロマテラピーのさらなる発展のため、アロマサイエンス研究所を立ち上げ、学術調査研究を推進している。
AEAJ表示基準適合精油認定制度 安全なアロマテラピーの発展と消費者保護の観点から、精油ブランドを対象とした認定制度を設けている。 ※表示基準の認定であり、精油の品質認定ではない。 認定精油ブランド数:70(54社)(2016年3月末) アロマテラピーボランティア アロマテラピーを通したボランティア活動の普及に取り組んでいる。
「アロマ環境」の保全・創出に向けた活動環境カオリスタ検定 植物やその香りの恩恵、地球が現在抱えている諸問題、身近なエコアクションなどについて学び、実践する「環境カオリスタ」の普及を行っている。 香育 次世代を担う小・中・高校生に自然の香りの大切さを伝えるため、香りの教育=「香育」を展開している。 普及啓発イベント アロマ環境の保全・創造・活用を目的としたイベントを開催している。
AEAJ会員の活動支援・サービス提供
資格取得者数(累計) (2020年3月31日現在)
認定スクール数 (2020年3月31日現在)認定教室
認定校
表示基準適合精油認定制度法人正会員を対象に、次の3項目の遵守を条件に精油ブランドに所定の「認定証」を発行している。あくまで「表示」基準の認定であり、成分分析表の提出などは行われない。表示と商品の中身が一致しているか、100%天然であるかなど中身は審査されず、精油の品質を保証するものではない[4]。
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |