日曜の夜は出たくない

日曜の夜は出たくない
著者 倉知淳
発行日 1994年1月25日
発行元 創元クライム・クラブ
ジャンル ミステリ推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 ハードカバー
ページ数 340
次作 過ぎ行く風はみどり色
コード ISBN 9784488012649
ISBN 978-4-488-42101-4文庫本
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日曜の夜は出たくない(にちようのよるはでたくない)は、倉知淳推理小説猫丸先輩シリーズの第1作目であり、倉知淳のデビュー作でもある。短編が7+2作収録されている。

タイトルは、たまの楽曲「かなしいずぼん」の歌詞からの引用[1]

概要

今日も今日とて披露宴帰りに謎解きを始めた猫丸先輩。新聞記事につられて現地に赴くこともあれば、あちらの海では船頭修業。絶妙のアドリブで舞台の急場を凌ぎ、こちらでは在野の研究家然とする。飲み屋で探偵指南をするやら、悩み相談に半畳を打つやら……天馬空を行く不羈なるおかたである。事ある所ないところ黒い上着を翻し、迷える仔羊の愁眉を開く、猫丸先輩ここにあり[2]

収録作

空中散歩者の最期

  • 空中散歩を楽しんでいた鳥人の墜落(?)事故の謎とは!?

約束

  • 孤独な少女を慰める「おじちゃん」の不可解な『自殺』の謎とは!?

海に棲む河童

  • メルヘンが語り継ぐ海辺の因果な出来事の謎とは!?

一六三人の目撃者

  • 衆人環視の舞台で迫真に過ぎた死の演技の謎!!

寄生虫館の殺人

  • あやしの館に繰り広げられる摩訶不思議な殺人事件の謎とは!?

生首幽霊

  • 意趣返しを企む男・八木沢が潜入した怪アパートで見たものとは!?

日曜の夜は出たくない

  • 血も凍る「日曜の切り裂き魔」の正体は彼!?

誰にも解析できないであろうメッセージ

蛇足―あるいは真夜中の電話

脚注

  1. ^ 伝言板の返事でアッハッハー00年6月 . 石川浩司のひとりでアッハッハー . 2019年6月29日閲覧
  2. ^ 『日曜の夜は出たくない』創元推理文庫版の紹介から