日曜の夜は出たくない
日曜の夜は出たくない(にちようのよるはでたくない)は、倉知淳の推理小説。猫丸先輩シリーズの第1作目であり、倉知淳のデビュー作でもある。短編が7+2作収録されている。 タイトルは、たまの楽曲「かなしいずぼん」の歌詞からの引用[1]。 概要今日も今日とて披露宴帰りに謎解きを始めた猫丸先輩。新聞記事につられて現地に赴くこともあれば、あちらの海では船頭修業。絶妙のアドリブで舞台の急場を凌ぎ、こちらでは在野の研究家然とする。飲み屋で探偵指南をするやら、悩み相談に半畳を打つやら……天馬空を行く不羈なるおかたである。事ある所ないところ黒い上着を翻し、迷える仔羊の愁眉を開く、猫丸先輩ここにあり[2]。 収録作空中散歩者の最期
約束
海に棲む河童
一六三人の目撃者
寄生虫館の殺人
生首幽霊
日曜の夜は出たくない
誰にも解析できないであろうメッセージ 蛇足―あるいは真夜中の電話 脚注
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