日如(にちにょ、1935年〈昭和10年〉2月26日 - )は、日本の仏教僧侶、日蓮正宗総本山大石寺第68世法主(管長)。妙恵阿闍梨。常聡院。道号は義寛。56世日應は曽祖父にあたる。
早瀬姓、姓名:早瀬 日如(はやせ にちにょ)。
経歴
- 1935年(昭和10年)2月26日、東京都で誕生。
- 1943年(昭和18年)4月、実父の早瀬日慈を師範として出家得度。道号(能化補任前の通名)は「義寛(ぎかん)」。
- 早瀬義寛(日如) 立正大学卒業
- 1959年(昭和34年)、教師に補任される。
- 1960年(昭和35年)、新説免許。
- 1963年(昭和38年)12月、東京・妙國寺住職に就任。
- 1972年(昭和47年)3月、東京・大願寺住職に就任。
- その間、宗会議員、東京第二布教区宗務支院長等を歴任。
- 1982年(昭和57年)8月、宗務院庶務部長に就任。以後、8期務める。その間、富士学林教授、同理事、法華講本部指導教師を歴任。
- 1992年(平成4年)11月、東京・大願寺住職を退任し池袋・法道院主管代務者となる。
- 1993年(平成5年)6月20日、父親の早瀬日慈が83歳で遷化。法道院主管に就任。
- 2000年(平成12年)3月、能化に補任され、「常聡院日如」と名乗る。[1]
- 2005年(平成17年)
- 3月、藤本日潤の総監辞任に伴い総監に就任。
- 12月1日、学頭に補任され、日顕の隠居に伴い、16日に総本山第68世法主として登座[2]、日蓮正宗管長、大石寺住職に就任。
- 2007年(平成19年)から翌年にかけて大石寺塔中坊のうち18ヶ坊を改築。
- 2009年(平成21年)7月16日、立正安国論正義顕揚750年記念大法要を執行。同月26日に記念75000名大結集総会を開催。
この際、2015年(平成27年)2月8日までに信徒数150%増、2021年(令和3年)2月16日までに80万名体勢を構築すべき目標を発表した。
脚注
- ^ これらの経歴は大白法平成12年4月16日号(547号)1面、能化補任時の紹介を参照されたし
- ^ 富士年表増補分H15~H24に記載あり
外部リンク