新日本プロレスリング闘魂烈伝新日本プロレスリング 闘魂烈伝(しんにほんプロレスリング とうこんれつでん)は、ユークス製作、TOMY発売の新日本プロレスを題材としたプロレスゲームである。3作目まではプレイステーションで、4作目はドリームキャストでリリースされた。その後、シリーズ最後となるアドバンス版がゲームボーイアドバンスで発売されている。本項ではシリーズの概要および各作品について説明する。 概要3Dポリゴンスタイルのプロレスゲーム。当時のプロレスゲームにおいては技の掛け方が、ボタン連打かボタンのタイミング押しが主流であったが、このシリーズについては「極技(関節)」「打撃」「組技」をジャンケンの要素で3すくみとし、アクション性を重視した点が特徴である。 その他の要素としては、実際の選手のフィニッシュパターンに準じた技を繋げることで威力が増す「クリティカルコンボ」、特定の間攻撃を受け続けることで発奮してパワーアップする「闘魂ラッシュ」モードなどがある。また、各作品毎に特定のコマンド入力やゲーム内のモードをクリアすることによって、隠しキャラクターが使用できる(下記、登場レスラー紹介項目にて※印が記載されているレスラーが該当)。 この成功でユーザーからの信頼を得たユークスは、ファイヤープロレスリングシリーズと並ぶプロレスゲームを代表するメーカーとなり、エキサイティングプロレスシリーズの成功に繋がった。最終的には一時期新日本プロレスの経営権も掌握することになる。 闘魂烈伝登場レスラーは下記の通り。
闘魂烈伝2
登場レスラーは下記の通り。前作から大幅に増加しているが、前作に登場していたノートンは削除されている。また、当時新日を退団・全日に入団する前だった馳については隠しキャラクターとして登場する。
闘魂烈伝31998年3月26日発売。発売が猪木引退試合の直前だったこともあり、初回版は「猪木引退記念限定版」と銘打たれていた。タイトル画面の表示に相違が存在する程度で、ゲーム内容そのものは通常版と変わらない。アーケード版も登場している。 その他、2からの相違点は下記の通り。
登場レスラーは下記の通り。ノートンが復活した他、木戸などの中堅選手や当時新日でデビューしていた小川やコーチ役の佐山の新キャラクターであるタイガーキング、藤原やサスケなど、多岐に渡る顔触れとなっているが、前2作で登場したタイガー服部・田中秀和の両名は登場していない。馳も全日入団後であったため登場していないが、使用技についてはエディットの技一覧に残されている。また、ライガーは本作では3タイプが登場する。
闘魂烈伝41999年9月2日発売。前述の通りドリームキャストでリリースされた他、アーケード版も登場しロングヒットになった。グラフィックが大幅に向上し、タッグマッチやバトルロイヤル時にも秒間60フレームで動作するようになっている。ドリームキャストの通信機能を活かした通信対戦モードも搭載していた(自分で動かすのではなく、エディットレスラーのCPUロジックによる自動対戦)。 また、「選手名鑑」と題して、隠しキャラクターも含めた全選手に加え、当時の新日ジュニア部門のイメージガール「ブレイクバニー」の3人(小池祥絵・遠藤のぞみ・伊藤博子)のコメントが映像付きで収録されている。ただしグレート・ムタは試合時の映像が流れるのみでコメントは無い。 その他、3からの相違点は下記の通り。
登場レスラーは下記の通り。前作と比べると入れ替わりが激しく(特に外国人)、使用可能キャラクター数は僅かながら前作よりも減少している。
闘魂烈伝アドバンス
2002年3月29日発売。対応機種はゲームボーイアドバンス。 外部リンク |