新保 一成(しんぽ かずしげ、1961年 - 2019年11月18日)は、日本の経済学者。専門は計量経済学と国際経済学、特にインドの貧困問題。慶應義塾大学教授。
経歴
埼玉県立浦和西高等学校を経て[1]、1986年に慶應義塾大学商学部卒業[2]。1991年に慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了[3]。1997年に慶應義塾大学商学部助教授、2012年に同教授[4]。慶應義塾体育会端艇部部長を務めた。58歳のときに膵癌ステージIVと診断され、2019年に逝去した。
著書
共著
学術論文
- 「日本企業の雇用創出と雇用喪失 : 社齢・海外直接投資・研究開発との関連を中心に」『三田商学研究』(慶應義塾大学商学会)42巻5号、1999年.(樋口美雄との共著)。
- 「企業 R&D による労働需要への影響について」『三田商学研究』(慶應義塾大学商学会)41巻4号、1998年.(中島隆信との共著)。
- "Using international and Japanese regional data to determine when the factor abundance theory of trade works." American Economic Review, Vol. 87, No. 3, pp.421-446, 1998. (joint with Donald R. Davis, David E. Weinstein, and Scott C. Bradford)
- "Interindustry effects of productivity growth in Japan: 1960–2000." Journal of the Japanese and International Economies, Vol.19, No.4, pp.568-585, 2005.
- "Prioritizing towards a green export portfolio for India: An environmental input–output approach." Energy Policy, Vol.39, No.11, pp.7036-7048, 2011. (joint with Amrita Goldar and Jaya Bhanot)
脚注