斉藤楽器製作所
株式会社斉藤楽器製作所(Saito musical instruments Co., Ltd.)は、コンサートグロッケンなどの鍵盤打楽器の製造を行う日本の企業。 概要1947年に創業し、1952年に株式会社へ改組。「サイトウ」もしくは「Saito」ブランドの名で、マリンバやヴィブラフォンなどの鍵盤打楽器を製造し、製品はオーケストラや吹奏楽団などで採用され、ヤマハと並んで鍵盤打楽器の主要メーカーとなった。 しかし、マリンバの音板に最適な木材であるローズウッドがワシントン条約の規制品目に指定されたことから、材料費が高騰し経営が悪化。さらに2011年7月期から赤字決算が続いていたことから、2017年11月6日に事業を停止し、東京地方裁判所立川支部へ破産を申し立て[1][2]、同年11月30日に破産手続開始決定を受けた[3]。負債総額は約5億円。斉藤楽器製作所は、2018年8月9日に法人格が消滅した。 1947年の同社創業以来、日本国内において鍵盤打楽器の一貫製造を行っていた「SAITO(サイトウ)」ブランドの存続、既存顧客への楽器保守が危ぶまれていたが、その後、野中貿易が引き継ぎ、取り扱いを行うこととなった[4]。 製品かつて製造を手掛けていた製品脚注注釈・出典
外部リンク
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