この種の問題の代表例が組合せと順列の総数を算えることである。より一般には、自然数で添字付けられた有限集合Si の無限族が与えられたとき、各 n に対する Sn に属する元の総数を数える「計数函数(英: counting function)」の記述を模索することが、この数え上げ数学の主題である。特定の集合に属する元の数を算えるというのはより広汎な数学的問題であるにも拘らず、そのような問題の多くは単純な組合せ論的記述に関連した応用から生じてくるのである。写像12相は順列、組合せおよび分割の数え上げに対する統一的な枠組みを与える。
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