拓南製鐵
拓南製鐵株式会社(たくなんせいてつ)とは、沖縄県において鉄鋼業を営む企業であり、沖縄県唯一の電気炉メーカーである。鉄筋コンクリート用棒鋼、高強度異形棒鋼、ネジ節棒鋼、溶融亜鉛めっき鉄筋、溶接閉鎖型せん断補強筋、異形コイル、バーインコイル、石灰を製造・販売している。 2016年度沖縄県内企業売上ランキングで57位(同年度沖縄県内企業利益ランキング40位)、2015年度沖縄県内企業売上ランキングで59位(同年度沖縄県内企業利益ランキング28位)である。 拓南製鐵株式会社を中核にグループ企業9社で拓伸会(拓南グループ)を構成している。 成り立ち1953年12月、古波津清昇は拓南商事株式会社を設立し、スクラップを沖縄県外へ輸出(当時はアメリカ統治下)していた。当時の沖縄は太平洋戦争沖縄戦にて建築物が壊滅的に消失しており、県民は米軍支給のテントや木造の戦災復興住宅に住んでいた。しかし、台風襲来のたびに倒壊し、人身共に甚大な被害を受けていた。古波津清昇は、県民が安心して生活できる鉄筋コンクリート建築を推進しなければならないと考え、スクラップを原料に鉄筋を生産することを決意した。 事業所
沿革
グループ企業
脚注関連項目外部リンク |