成都天府国際空港
成都天府国際空港(せいとてんふこくさいくうこう、簡体字中国語: 成都天府国际机场、拼音: )は中華人民共和国四川省簡陽市蘆葭鎮にある、成都の南東約50kmに位置する、2021年6月27日に開港の国際空港である[5]。 概要全長4,600メートル・3,800メートル・3,200メートルのILS装備の滑走路3本を有する、総面積52万平方メートルの国際空港である。成都市の中心から51km、簡陽市の中心から15km、資陽市の中心から25kmの位置にあり、2021年6月27日に開港予定である。2つのターミナルを有し、将来的には最大4つのターミナル・6本の滑走路が設置できる。 成都双流国際空港は1938年の創立以来、多数の改修・拡張を繰り返してきたが、21世紀になり旅客数・飛行機の発着数がともに激増した。ターミナル・滑走路の増設にもかかわらず、空域の制限などももあり容量が限界に達したため、別の箇所に新規に空港を建設する必要にせまられ、成都天府国際空港が2016年5月、正式に起工した。 2021年7月に予定されていた2021年夏季ユニバーシアードの開催前に開港することを目標としており、2021年6月27日に開港した[6]。成都双流国際空港に就航していた全ての国際線、一部の国内線を天府空港へ移転させた。 第1ターミナルは国際線・国内線の両方に対応し、地上4階・地下1階の31万8千平方メートル、年間1200万人の国内線旅客と600万人の国際線旅客に対応できる。 第2ターミナルは国内線専用で地上3階・地下1階の27万65百平方メートル、年間2200万人の旅客に対応可能である。 就航航空会社と就航地2021年6月の開港後も、新型コロナウイルス感染症の影響により、 成都双流国際空港に就航していた多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。 アクセス
脚注
関連項目外部リンク |