成瀬之虎
成瀬 之虎(なるせ ゆきとら)は、江戸時代初期の大名。下総栗原藩の第3代藩主。父・成瀬之成の死を受けて1歳で家督を継承するが、5歳で早世。無嗣絶家により栗原藩は廃藩となった。 生涯寛永11年(1634年)、第2代藩主・成瀬之成の次男として生まれる[2]。兄として内記がいたが、早世している[2]。 之虎が生まれた寛永11年(1634年)の10月28日に父が死去し[2]、12月に1歳の之虎が遺領を継承することが認められる[2]。しかし寛永15年(1638年)12月2日、之虎はわずか5歳で死去した[2]。嗣子は無く、栗原藩成瀬家は無嗣断絶となり[2][1]、栗原藩は廃藩となった[5][1]。 脚注注釈出典 |