慙紅葉汗顔見勢「慙紅葉汗顔見勢(はじもみじ あせの かおみせ)」は歌舞伎の演目名。 題名は「恥も外聞もなく、真っ赤になって汗をかいた顔を見せる」という意味。通称「伊達の十役」。三代目市川猿之助が復活狂言として演じた際に、伊達の十役と題して演じたため、現代では通称の方が広く知られる。 概要・あらすじ『伽羅先代萩』と同じく、伊達騒動を題材にしている。室町時代に時代設定を変え、一人で十役を演じる、早替わりの趣向を最大限に生かした作品。演じた三代目市川猿之助により「猿之助十八番ノ内」、のちに「猿之助四十八撰」に選定されている。 主演が演じる十役
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