恵心院

恵心院
本堂
所在地 京都府宇治市宇治山田67
位置 北緯34度53分25.1秒 東経135度48分40.1秒 / 北緯34.890306度 東経135.811139度 / 34.890306; 135.811139
山号 朝日山
宗派 真言宗智山派
本尊 十一面観音
創建年 弘仁13年(822年
開山 空海
中興年 寛弘2年(1005年
中興 源信
文化財 本堂(府指定有形文化財
木造十一面観音立像(市指定有形文化財)
法人番号 6130005006949 ウィキデータを編集
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恵心院(えしんいん)は、京都府宇治市にある真言宗智山派寺院山号は朝日山。本尊十一面観音宇治川に掛かる宇治橋の上流に位置する。「花の寺」として知られている。

歴史

弘法大師空海によって開かれた。青龍寺に似ていたため、龍泉寺と名付けられる[1]。寺伝によれば、寛弘2年(1005年)、恵心僧都源信により再興された。しかし、中世に兵火に掛かって衰退した[2]

天正17年(1589年)、豊臣秀吉及び徳川家康から合わせて30石を賜っている。

大正から昭和期のモダニスト作家である稲垣足穂は、戦後間もない一時期、恵心院の別棟で家族と暮らした。「少年愛の美学」「A感覚とV感覚」「宇治桃山はわたしの里」などの著書の中で宇治の美しさを表現した[3]

境内

文化財

京都府指定有形文化財

  • 本堂

宇治市指定有形文化財

脚注

  1. ^ 「宇治史蹟遊覧の栞」福井義次郎 1927年 P.39
  2. ^ 「昭和京都名所図会」竹村俊則 1989年 P.79
  3. ^ 京都新聞2013年6月25日山城版
  4. ^ 収蔵文書調査報告1「白川金色院」と恵心院 1998年 P.42

関連項目