志津屋
株式会社志津屋(しずや)は、京都市右京区に本社を置く製パン会社である。 2024年1月時点で京都市内を中心に21の直営店舗を構えており[1]、全店で1日に1万2000人の利用客がある[2]。 歴史1948年に創業[2][3]。当時は河原町でパンや洋菓子の委託販売を行う個人商店であったが、1951年に第1号店舗を出店し「志津屋」を設立した[4]。社名は創業者の妻の名前「志津子」から採られている[2]。太平洋戦争後で物資不足の時代であり、砂糖を蜂蜜で代用していた[5]。また、当初はパンだけでは経営が成り立たず、ケーキなどの洋菓子も取り扱ったり、店内に喫茶コーナーを設けてコーヒーや軽食を提供したりしていた[6]。喫茶コーナーで販売していた39円のコーヒーは「サンキューコーヒー」として人気を集め、志津屋の名前が広まるきっかけとなった[6]。1960年代 - 1970年代にはピザの宅配も行っていた時期がある[5]。
主な商品
店舗2024年1月時点で京都市内に20店舗、大阪府枚方市に1店舗が営業しており、右京区山ノ内の御池通沿いに本店と本社工場がある[14]。路面店のほか、京都駅・二条駅などの鉄道駅構内や、洛北阪急スクエア・イオンモール京都桂川などのショッピングセンター内への出店もある。 また、京都市営地下鉄の京都駅・四条駅・烏丸御池駅構内に志津屋の自動販売機が設置されており、一部の商品が購入できる[11]。 脚注
外部リンク |