心眼寺
心眼寺(しんがんじ)は、大阪市天王寺区にある浄土宗の寺院。山号は真田山。本尊は阿弥陀如来。寺紋は真田家の家紋と同じ六文銭である。 歴史当寺は文禄年間(1592年 - 1596年)に創建されたが、大坂冬の陣の際に付近一帯を真田信繁(幸村)が真田丸として整備した際に取り込まれ、冬の陣の終結後に真田丸が破却された際に一緒に破壊されてしまった。 その後、元和8年(1622年)4月に滋野氏の一族という白牟和尚が海野氏の助力を得て、真田信繁ゆかりの当地に信繁と子の大助の菩提を弔うために再建された。境内には「幸村鎧掛けの松の木」とされる木もあった。 当寺には、近江屋事件で坂本龍馬と中岡慎太郎を暗殺し、慶応4年(1868年)1月の鳥羽・伏見の戦いで負傷して亡くなった京都見廻組の桂早之助と渡辺吉太郎の墓がある。 太平洋戦争中の1945年(昭和20年)6月1日の第2回大阪大空襲により「幸村鎧掛けの松の木」を含めて全て焼失したが、戦後に復興された。 当寺の東には真田山陸軍墓地がある。 境内
前後の札所交通
参考文献心眼寺由緒 外部リンク |