徳川虎千代
徳川 虎千代(とくがわ とらちよ)は、11代将軍・徳川家斉の九男。紀州藩主・徳川治宝の養子。 経歴文化3年(1806年)2月11日、徳川家斉の九男として誕生。生母は速成院(お蝶、曽根重辰の三女)。兄弟姉妹は多数で、成人した同母弟妹に尾張藩主・徳川斉荘と長州藩主・毛利斉広正室の和姫がいる。 文化5年(1808年)に家斉の正室広大院の養いとなり、翌年(1809年)12月11日、紀州藩主・徳川治宝の長女である鍇姫(信恭院)と婚約し、治宝の婿養子となったが、文化7年(1810年)10月2日、死去、享年5(満4歳没)。 その後、異母兄・清水斉順が治宝の養子となり、紀州徳川家を継いだ。また、婚約した鍇姫は仙台藩主・伊達斉宗の正室となる。 参考文献 |