徳井町 (神戸市)徳井町(とくいちょう)は兵庫県神戸市灘区の町名の一つで、同区東部、昭和44年(1968年)に徳井字徳井・前田・下小田中から成立した。郵便番号:657-0033。(地図 - Google マップ) 地理南は記田町、西は高羽川を挟み南部は桜口町で北部は備後町、北は中郷町、東は石屋川を挟み東灘区御影石町。東から順に一~五丁目がある。 由来『神戸の町名』によればトクイとは「神の恩寵」を意味する[1]。都賀庄の東南に北野神社領として徳井荘があり、明徳元年(1390年)5月の文章には「北野社領摂津国得位時枝庄」として出ており、荘園の領家が京都の北野神社に寄贈した。徳井荘は徳井村と東明村(現・東灘区御影塚町の一部)を指す。[2] また時枝庄については若林泰は「上石やの旧家に時枝姓の家がたくさんあり、江戸時代、庄屋年寄などをつとめていることなどから、旧石屋村のことではないか」と言う[2]。 大工が多く、『灘区の町名』によれば中でも元徳、大政などの棟梁が有名であるとされ[3]、灘の西郷、中郷近辺の酒蔵は徳井の大工が建てたという[2]。 人口統計令和2年国勢調査(2020年10月1日)での世帯数1,020、人口2,078、うち男性988人、女性1,090人[4]。 脚注
参考文献
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