弥勒堂 (茨木市)
弥勒堂(みろくどう)は大阪府茨木市水尾にある仏堂。本尊は弥勒菩薩。 概要弥勒堂は僧行基が開基したという西方浄土寺址にあり、浄土寺は境内に瑞光寺、浄楽寺、心願寺、迦称寺、慶明寺等の坊舎があったが、明徳年間(1390~1394)に高野山との確執を契機に衰退し、天正年間(1573~1592)、織田信長により焼き払われた[1]。 現在の堂は阪神淡路大震災の後、平成8年(1996年)に建て直したもの。旧堂の貞享3年(1686年)の棟札に「上棟摂津国島下郡水尾村浄土寺本堂造立所敬白」とあり、弥勒堂は浄土寺の本堂とみなされている。水尾・内瀬・真砂の旧3カ村の総代による共同管理で、毎年3月15日の涅槃会(ねはんえ)に涅槃図と十王図の開帳を行っている[2]。 文化財
交通アクセス出典 |