広島高速1号線
広島高速1号線(ひろしまこうそく1ごうせん)は、広島県広島市の、都市高速広島東IC(山陽自動車道 広島東IC)から温品JCTへ至る、広島高速道路の路線(都市高速道路)である。 概要広島市街地と広島市東区北東部(旧安芸町域)を結ぶ。2006年に山陽自動車道 広島東ICと直結し、広島東ICから広島市街地へのアクセスルートとしての役割も果たすこととなった[1]。都市高速道路ではあるが、府中大川(温品川)の左岸側の山肌に沿うルートをとっているため切土区間やトンネルが多い。 1986年の開業当初は広島県道路公社の管理する一般有料道路安芸府中道路(あきふちゅうどうろ)であったが、1997年に広島市の指定都市高速道路整備路線に組み込まれ、広島高速道路公社に運営が移管されると同時に、広島高速1号線となった。現在もその名残から、安芸府中道路または当時の通称である温品バイパス(ぬくしなバイパス)と呼ばれることが多い。 全区間が広島県道472号広島東インター線(ひろしまけんどう472ごう ひろしまひがしインターせん)に指定されている。
県道としての概要「広島県道472号広島東インター線」としての概要は以下の通り。 接続高速道路出入口など
沿革
補償要求運動広島高速1号線の建設にあたって広島市東区馬木にてトンネル工事で掘削開始直後から地下水が流出。15センチ以上の地盤沈下が起こり住宅被害が続出した。このことで被害を受けた住民が補償要求運動を展開している。また、広島高速5号線の工事においては、公社はより止水性の高いシールド工法を採用。市と県もトンネル上の宅地が2.5センチ沈下した場合、県土地開発公社が買い取る措置を住民に提案するなど対策をとった[4]。 交通量24時間交通量(台) 道路交通センサス
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成) 脚注
関連項目外部リンク |