平田(ひらた)は、兵庫県三木市の大字。旧・美嚢郡久留美村大字平田。旧・美嚢郡三木町大字平田。一部住居表示実施。郵便番号は673-0405。
地理
久留美地区の西側、美嚢川中流右岸の丘陵地と山地に位置する。一丁目・二丁目と丁目なしの地域があり、そのうち平田一丁目と二丁目は保留地であったが、保留地を処分して後に宅地開発された。[1][2]元々は平田村であり、天正時代は三木合戦の時には平田山や当地が豊臣秀吉の陣所になり、合戦終了後は平田五郎太夫昌門によって拓け、村が栄えた。由来は平坦な地で集落が有り、田地が多くあったことから名付けられた。[3][4][5][6][7]東側は加佐・西側は大村・南側は末広・北側は小野市匠台と接する。
住居表示実施区域(保留地処分地域)
平田一丁目と二丁目であり、かつては保留地であったが、保留地を処分して、2004年度から「平田土地区画整理事業宅地」として9.9haの用地を利用して、開発を計画し、2010年度に完成し、2010年11月10日に竣工式を開催した。[1][2][8]
住居表示未実施区域
大村に接している西側は商業地と住宅地、南側は住宅地と農地が混在するが、小野市との境界に接している北側は山地であり、山陽自動車道の南側の谷間に大小の池が多く存在する。[7]
歴史
沿革
字域の変遷
実施前
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実施年
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実施後
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美嚢郡久留美村大字平田
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1951年3月15日
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美嚢郡三木町大字平田
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美嚢郡三木町大字平田
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1954年6月1日
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三木市平田
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交通
鉄道
バス
他路線についての詳細は下記三木営業所の項目を参照のこと
道路
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三木サービスエリア
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兵庫県道360号正法寺三木停車場線
施設
住居表示実施区域
住居表示未実施区域
小・中学校の学区
参考文献
- 角川書店 編『角川日本地名大辞典 兵庫県』(初版第1刷)、1988年9月。ISBN 978-4040012803。
- 小野高速印刷株式会社 編『久留美村誌』(初版第1刷)進藤輝司、2011年3月15日。
- 播中社印刷所 編『三木の地名録』(初版第1刷)福本錦嶺、2003年1月1日。
脚注