市原市民歌
「市原市民歌」(いちはらしみんか)は、千葉県市原市の市民歌である。作詞・白鳥省吾、作曲・長谷川良夫。 本記事では、同時に制定された市民音頭「市原音頭」についても解説する。 解説
1966年(昭和41年)に市原市の市制3周年を記念して制定された[1]。作詞者の白鳥は戦中に長生郡一宮町へ疎開し、戦後は千葉市に居を構えた県にゆかりのある詩人で、作曲者の長谷川は2年前に「千葉県民歌」を手掛けている。両名とも市からの依頼を受けての作成であったが、制定経緯に関しては資料が残っておらず「詳細は不明」とされている[1]。 市民歌の制定と同時に日本コロムビアがソノシート(規格品番:PS-466)とシングル盤(PRE-1462)を製造し市民歌は三鷹淳、白鳥の作詞と古賀政男(県民歌と同時に制定された「千葉県民音頭」の作曲者でもある)の作曲で同時に作成された「市原音頭」は都はるみと杉良太郎の歌唱がそれぞれ吹き込まれた。なお1978年(昭和53年)の再発盤(PES-7878-CP)では「市原音頭」の男声が杉から大川栄策に代わったカバーとなっている。 平成後期には市の公式サイトでも紹介が無く忘れられていたが2013年(平成25年)の市制50周年記念式典での演奏を機に再評価の機運が高まり、2019年(平成31年)3月15日からは市の防災無線を通じた定時演奏が行われるようになった[2]。 市原市に関連する市民歌と市民音頭以外の楽曲としては、2003年(平成15年)に作成された市制40周年記念歌「Happyイチハラ」がある。 参考文献
出典
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