工藤勇一
工藤 勇一(くどう ゆういち、1960年 - )は、日本の教育者。横浜創英中学・高等学校元校長。 教育再生実行会議委員や経済産業省「EdTech」委員などの公職のほか、文部科学省職員等の有志による「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム」発起人も務める[1]。 経歴山形県鶴岡市生まれ[2]。山形県立鶴岡南高等学校卒業。東京理科大学理学部応用数学科卒業[2]。 1984年より山形県飽海郡松山町(現・酒田市)で数学の中学教諭を5年務めた後、東京都の教員採用試験を受け直し、1989年に台東区の中学校に赴任。その後、東京都や目黒区の教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長などを歴任[2][3]。 2014年に千代田区立麹町中学校の校長に就任すると、子どもの自律を重視した教育改革に取り組み、宿題廃止、定期テスト廃止、固定担任制廃止など、従来「当たり前」とされてきたことを覆した[4]。宿題については「すでに分かっている生徒には無駄であり、分からない生徒には重荷である」として[5]、定期テストについては「ある時点での学力を切り取って評価することに意味はない」として[6]、固定担任制については「学級担任が生徒に対して責任を持ち過ぎてしまい、生徒の自律を妨げる」として[7]、それぞれ廃止した理由を述べている。また、制服の改定や、私服を一部導入するなど数多くの改革に取り組んでいた。 エピソードアドウェイズCEOを務める岡村陽久は工藤の教え子である[3]。 テレビ番組
書籍単著
共著
関連書籍
脚注
外部リンク
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