川添 善行(かわぞえ よしゆき、1979年 - )は、日本の建築家。東京大学准教授[1]。
略歴
概要
- 32歳で東京大学に自身の研究室(建築意匠)を持ったのは、歴史的にも稀な若さである。
- 東京大学の新図書館計画の設計を担当している。[2]
- 設計したホテルが、ギネスに認定されている。[3]
- 「東京大学総合図書館別館」や「変なホテル」のような単体の建築物にとどまらず、和歌山市の加太に分室をつくって活動を行うなど、地方創生に関する多彩な取り組みも注目されている。
- 大学のほかに、設計事務所である空間構想において設計活動を展開している。
受賞
主な作品
- 2008年 ベレン公園図書館
- 2012年 佐野の庫裡
- 2013年 佐世保の実験住宅 ハウステンボス スマートハウス
- 2013年 弥生の研究教育棟 I-REF
- 2015年 変なホテル
- 2017年 現バー[6]
- 2017年 東京大学総合図書館別館[7]
- 2017年 黄金の茶室[8]
- 2018年 東京大学生産技術研究所川添研究室加太分室地域ラボ
- 2020年 浅野学園100周年記念リングおよび広場
- 2020年 和歌山市駅前広場
- 2021年 望洋楼
- 2022年 四国村ミウゼアム「おやねさん」
- 2023年 湘南工科大学附属高校図書館
著書
- 『世界のSSD100 都市持続再生のツボ』(彰国社、2007年)(ISBN:4395008593)
- 『このまちに生きる―成功するまちづくりと地域再生力』(彰国社、2013年)(ISBN:4395010393)
- 『空間にこめられた意志をたどる』(幻冬舎、2014年)(ISBN:4344952464)
- 『OVERLAP 空間の重なりと気配のデザイン』(鹿島出版会、2024年)(ISBN:4306047105)
- 『EXPERIENCE 生命科学が変える建築のデザイン』(鹿島出版会、2024年)(ISBN:4306047091)
その他
- LIXIL学生のための住宅デザインコンペ、トウキョウ建築コレクションなどで審査員を歴任。
脚注
外部リンク