川崎 芳隆(かわさき よしたか、1908年 - 1971年)は、日本のドイツ文学者。東京帝国大学独文科卒。群馬大学教授を務めた。多くのドイツ文学を翻訳した。
著書
翻訳書
- 河畔の人々(シュミットボン 弘文堂書房(世界文庫)、1940年)
- 情熱の書(ハウプトマン 万里閣、1940年)
- 黄昏(シュテファン・ツヴァイク 六花書房、1947年)
- 絵のない絵本(アンデルセン 季節社、1948年8月、角川文庫、1950年11月)
- 白馬の騎手(シュトルム 思索社、1948年)
- 若き日(シュトルム 蒼樹社、1948年)
- 美しき魂の告白(ゲーテ 大日本雄弁会講談社、1949年)
- 美はしき別離(メーリケ 蒼樹社、1949年)
- ゲーテ恋愛詩集 風のかなでる竪琴(創芸社、1949年)
- 情熱の海(ツワイク 蒼樹社、1949年 「愛慾の海(情熱のノヴェル)」角川文庫)
- 薔薇よ香りあらば(トーマス・マン リスナー社、1949年)
- みづうみ(シュトルム 思索社、1949年)
- 恋愛詩集 正続(ハイネ 思索社、1949年)
- ゲーテ青春詩集 運命の人(創芸社、1950年)
- 水に墜つ(シュトルム 思索社、1950年)
- 若きヴェルテルの悩み(ゲーテ 創芸社、1950年)
- 春の目ざめ(ヴェーデキント 三笠文庫、1951年)
- 幸福の船(シュミットボン 三笠文庫、1952年)
- さすらい(シュミットボン 三笠文庫、1952年)
- 三色すみれ・北の海(シュトルム 創元文庫、1952年)
- 黄昏れゆく青春(シュトルム 創元文庫、1952年)
- ある心の破滅 他二篇(ツヴァイク 角川文庫、1953年)
- 最初の体験 子供の国の物語(シュテファン・ツヴァイク 白水社、1953年)
- マジェラン航海記(ツヴァイク 河出書房(世界探検紀行全集)、1954年)
- 哀愁のアルカーディア 長篇小説(ペーター・メンデルスゾーン 河出新書、1956年)
- ヘッセ全集 第14巻 クリングゾルの最後の夏(創芸社、1956年)
- 兵士フェルテンの記録(ゲルハルト・クラーマー 永野藤夫共訳、春陽堂、1957年)
- シュトルム選集 第4巻 水に墜つ(伊藤武雄、国松孝二共訳、清和書院、1959年)
- ハンスとハインツ・キルヒ シュトルム選集 第5巻(清和書院、1959年)
- シュトルム選集 第7巻 影法師(清和書院、1959年)
- スピリ少年少女文学全集 8 母の歌(白水社、1961年)
- 魔の山(トーマス・マン 旺文社文庫 全4巻、1967年-1970年)
- たそがれの恋・狂走病患者(ツヴァイク 角川文庫、1969年)
- みずうみ・三色すみれ(シュトルム 潮文庫、1971年)
- 漂泊の人(ヘルマン・ヘッセ 潮文庫、1972年)
- 変身 他4編(フランツ・カフカ、浦山光之共訳、旺文社文庫、1973年)
参考