川上幸生川上幸生(かわかみ ゆきお 1967年1月15日- )は伝統的な日本の住宅「古民家」の専門家。建築家[1]。コミンカニストと呼ばれる。ケイズデザイン二級建築士事務所主宰、一般社団法人住まい教育推進協会会長、一般社団法人全国古民家再生協会事務局次長など。大阪市住之江区出身。現在は愛媛県松山市在住。血液型はA型。 内閣府認可一般財団法人職業技能振興会資格の「古民家鑑定士」の学習用テキストを平成21年資格創設時から執筆しており、最新刊は2019年5月31日発刊の「古民家の調査と再築」である。今まで建築の分野では伝統構法=古民家の専門書は技術的な解説本はあっても文化や暮らし、先人の考え方に関してのもの無く、民俗学や歴史から日本人の住まいへの考え方や工夫について優しく紐解いた専門書を複数出版。設計士や一般向けに古民家の利点を講演しており、古民家の専門家「コミンカニスト」と呼ばれている。 経歴1997年 大阪市から 愛媛県へ移住 2001年 オーストラリアメルボルン、カナダバンクーバーで海外の建築を学ぶ 2003年 資産価値の落ちない町をコンセプトに愛媛県松前町にて分譲開発を行う 2005年 古民家鑑定士の基礎となった古材鑑定士資格テキストを執筆 2006年 内閣府認可一般財団法人職業技能振興会(当時は 厚生労働省認可財団法人職業技能振興会)認定「伝統資財施工技術士」資格テキストを執筆。各地での講師活動開始 2009年 内閣府認可一般財団法人職業技能振興会認定「古民家鑑定士」資格テキストを執筆。建物の現在の状態を第三者が調査報告するインスペクションと呼ばれている調査の中で古民家専門の調査報告方法「古民家鑑定」を創出。 2010年 古民家検定本執筆 執筆 半年で完売 2011年 古民家鑑定教本 執筆 2012年 住育検定 執筆。 国土交通省中古住宅流通促進の為の協議会参加を依頼され、四国、関東、近畿の協議会へ理事として参画 2013年 愛媛インテリアコーディネーター協会 会長就任 古民家解體新書 執 2014年 一般社団法人住まい教育推進協会会長就任、一般社団法人全国古民家再生協会事務局次長就任 2015年 古民家解體新書Ⅱ 執筆 2016年 一般社団法人住教育推進機構運営委員 中四国支部長就任 2017年 愛媛インテリアコーディネーター協会会長退任、相談役就任 2018年 古材の専門家として裁判所鑑定員登録 2019年 古民家の調査と再築 執筆 大阪で商業施設の設計施工をしており1995年阪神淡路大震災を経験。神戸市での復旧に1年半携わりその後愛媛県松山市へ移住。株式会社アステティックスジャパン(旧社名 株式会社ミスタービルド愛媛)にて住宅のリフォームなどに携わり始め、その後古民家に使われていた古材を再利用した新築住宅の設計施工を始める。2009年からは古材の再活用のための資格づくりを始め、内閣府認可一般財団法人職業技能振興会の古民家鑑定士の資格づくりに参加。ケイズデザイン二級建築士事務所設立。工務店、設計事務所向けの講習やセミナー、一般消費者の相談を通して古民家の専門家(コミンカニストの称号)で全国各地や自社での古民家再生を行なっている。 主な執筆
主な講演活動
主な取材
主なマスコミ
脚注
外部リンク
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