岸井 大太郎(きしい だいたろう、1953年11月 - 2017年8月6日[1])は、日本の法学者。法政大学名誉教授。元司法試験考査委員。専攻は経済法。東京都品川区出身。
学歴
1969年筑波大学附属駒場中学校卒業。1972年筑波大学附属駒場高等学校卒業。1978年東京大学法学部卒業[2]。
職歴
1978年東京大学法学部助手。1982年法政大学法学部助教授。1989年ロンドン大学客員研究員。1992年法政大学法学部教授。2001年同現代法研究所長。2004年同法学部長。2010年法政大学法科大学院教授[3]。2017年8月在職中に急性大動脈瘤解離で急逝[4]。
学会活動等
- 日本経済法学会理事(1997-2017)
- 司法試験第二次試験考査委員(2008-2013)
学説
著作
単著
編著
共著
- 『経済法』稗貫俊文ほか、有斐閣アルマ、1996年初版/2015年第7版補訂
共編著
- 『独占禁止手続法』丹宗暁信と共編、有斐閣、2002年
- 『情報通信の規制と競争政策 : 市場支配力規制の国際比較』鳥居昭夫と共編、白桃書房、2014年
門下生
脚注
- ^ “最高裁判所の裁判官(山口厚)”. 最高裁判所. 2017年2月7日閲覧。
- ^ 以上につき、「岸井大太郎教授略歴」『法学志林 第116巻第2・3合併号 岸井大太郎名誉教授追悼号』法政大学法学志林協会、2019.2、5頁以下
- ^ 上掲『法学志林 第116号第2・3合併号』5頁以下
- ^ 和田幹彦「岸井大太郎先生の御逝去を悼む」『法学志林 第116巻第2・3合併号』巻頭1頁