岡本 武三(おかもと たけぞう、1883年(明治16年)12月7日 - 1943年(昭和18年)1月17日[2])は、日本の外交官。駐イラン公使。
経歴
京都府出身。1909年(明治42年)、東京帝国大学法科大学英法科を卒業。同年、外交官及領事官試験合格し翌年に領事官補として上海に勤務した。以来、領事、外務事務官、同書記官、大使館二等書記官、同一等書記官、同参事官を歴任し、その間、中国、イギリス、イタリアに勤務。さらに天津総領事、イタリア大使館(イタリア語版)参事官を経て、1932年(昭和7年)から駐イラン公使を務めた。
1938年(昭和13年)には、東亜研究所発足時の理事に就任している[3]。
親族
- 岡本季正 - 弟。駐オランダ大使。
- 岡本愛祐 - 弟。帝室林野局長官。参議院議員。
- 林権助 - 妻の父。男爵。関東長官。枢密顧問官。
脚注
- ^ 外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年、116-117頁。
- ^ 東亜の人文・自然を研究、会長は近衛首相『東京朝日新聞』1938年(昭和13年)9月2日夕刊
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第11版(上)』人事興信所、1937年。
- 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十二年版』日本官界情報社、1937年。
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