岡山県の歌
「岡山県の歌」(おかやまけんのうた)は日本の都道府県の一つ、岡山県が制定した県民歌である。作詞・石井梅香、作曲・水野康孝。 解説
1957年(昭和32年)1月の新庁舎落成を記念して歌詞の公募を実施し[1]、岡山大学教授(当時)の水野康孝に作曲を依頼して3月9日に制定された[2]。作詞者の石井梅香は玉野市在住の主婦で、入選当時39歳[3][注 1]。発表会は同年開催の岡山産業文化大博覧会に合わせて5月3日に実施されている[4]。 日本放送録音(NHR)により、作曲者の水野が自ら歌唱するSPレコードが製造されているがそれ以降に新規の録音等は行われておらず[注 2]、県のウェブサイトでも一切紹介されていない[5][注 3]。 県主催の行事では1968年(昭和43年)の明治百年記念式典や[6]、2005年(平成17年)開催の晴れの国おかやま国体開会式で演奏された[1][注 2]。県の発行物では、新規採用職員研修の資料に掲載されており[1]、その他に毎年発行される『岡山県民手帳』で長らく1982年(昭和57年)発表の県民愛唱歌「みんなのこころに」と合わせて紹介されていたが[5][7]、2010年代後半からは本曲が削除され「みんなのこころに」のみの掲載となった。 参考文献いずれも歌詞と楽譜を掲載している。
脚注注釈出典
関連項目
外部リンク
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