山本 輝之(やまもと てるゆき、1954年2月21日 - )は、日本の法学者。専門は刑法。名古屋大学法科大学院教授、明治学院大学法学部教授を経て、成城大学法学部教授、学校法人成城学園理事[1]。
人物
上智大学では町野朔の指導を受ける。現在は主に、違法論、医療と刑法、没収・追徴について研究している。2016年には厚生労働省の相模原障害者施設殺傷事件検証チームで座長を務め、北里大学東病院や相模原市の犯人への支援が不十分だったとの答申をとりまとめた[2]。
学歴
来歴
社会的活動
著書
共編著
共著
論文
- 「クローン技術、ヒト胚に関する規制のあり方」名古屋大学法政論集206号(2005年)
- 「文書偽造罪(上)」法学教室301号(2005年)
- 「文書偽造罪(下)」法学教室302号(2005年)
- 「『強制』処遇をめぐって―移送手続とその問題点」こころの科学132号(2007年)
- 「処遇の申立てと審判手続」 司法精神医学第5巻司法精神医療(中山書店、2006年)
- 「正当防衛における防衛の意思」刑法の争点(2007年)
- 「背任罪における事務処理者の意義」刑法の争点(2007年)
- 「心神喪失者等医療観察法における強制処遇の正当化根拠と『医療の必要性』について-最高裁平成19年7月25日決定を契機として」中谷・丸山・山本・五十嵐・柑本編精神科医療と法(弘文堂、2008年)
判例解説
- 「家人による在宅患者の人工呼吸器の取外し」医事法判例百選(2006年)
- 「避難行為の相当性」刑法判例百選Ⅰ総論(第6版)(2008年)
- 「死者の占有」刑法判例百選Ⅱ各論(第6版)(2008年)
脚注