山口県体育館
山口県体育館(やまぐちけんたいいくかん、「山口県立体育館」とも)は、山口県山口市中園町の現・山口市中央公園のある場所に1960年から1992年まであった県立の体育館。 概要1950年代当時、山口市は学都、県都、あるいは文化都市と言われながら、大人数を収容することができる建物がなく、関係者並びに一般市民からも、そうした施設の建設が求められていた。全国的なイベントはもとより、全県的な大きな集会などを開催することができないために、市にとっても不利な面が少なくなかった[2]。 このような要望にこたえるため、1959年(昭和34年)に県が市内の清水町にある中央公園の一角(現在の中園町7番1号)に着工した[2]。 総工費約1億2000万円を要し、翌年の1960年(昭和35年)7月31日竣工。8月にこけら落としで全国高校体操選手権大会が開催された[3]。 1963年(昭和38年)に開催された第18回国民体育大会を機として全国的、全県的な各種の室内競技大会の開催をするなど市内のスポーツ向上にも大きな役割を果たした。ほかにも物産展をはじめ、国内外のコンサートの開催など、さまざまイベントや成人の日には成人式も行なわれていた[2]。 1992年(平成4年)、中園町地区の再開発に伴い、隣接していた山口市民球場、山口中央高校共々閉鎖・解体[4]。県立体育館の機能は維新百年記念公園内のアリーナに移され、跡地には山口情報芸術センター及びNHK山口放送局が建った[5]。 概要
利用状況
主な大会・イベント競技
コンサートイベント
関連施設
脚注
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