山内 涼太(やまうち りょうた、1995年1月15日 - )は、日本のプロボクサー。大阪府豊中市出身。元WBOアジアパシフィックフライ級王者。角海老宝石ボクシングジム所属。トレーナーは阿部弘幸。
来歴
小学2年生から、地元の大阪府豊中市にある
ライザースポーツボクシングジムでボクシングを始める。その後小5、小6と2年連続でU-15全国大会で優勝。
高校は箕面東高校に進学。ボクシング部は無かったが、山内曰く「校長先生がめっちゃいい人で、名前だけつくってくれた」とのこと。2011年の全国選抜大会ライトフライ級で、井上拓真に敗れて準優勝。
大学は東京農業大学に進学。大学の先輩に同じく角海老宝石ジム所属の斎藤一貴がいる。2017年、大学卒業後にプロ転向。
2017年6月30日、後楽園ホールでデビュー戦としてパランペット・ウォーコンピセートジム(タイ)と対戦し、2回2分27秒KO勝ちを収めた。
2017年12月19日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋ライトフライ級8位のレスター・アブタン(フィリピン)と対戦し、4回2分26秒TKO勝ちを収めた。
2018年5月7日、後楽園ホールで日本フライ級10位の堀陽太(横浜光)と対戦し、5回1分32秒TKO勝ちを収めた。
2018年10月1日、後楽園ホールでリオ・ナインゴラン(インドネシア)と対戦し、3回終了TKO勝ちを収めた。
2019年3月30日、上海の普陀体育館でウラン・トロハツ(中国)とWBAインターナショナル・フライ級王座決定戦を行い、12回0-3(112-115,109-117×2)で判定負けを喫し、王座獲得とはならなかった[1]。
2019年8月23日、後楽園ホールでWBAアジアフライ級王者でWBA世界フライ級13位のアルフォイ・ダガイロアンとフライ級8回戦を行い、8回2-0(78-74、77-75、76-76)で判定勝ちを収めた[2]。
2019年10月26日に後楽園ホールで日本フライ級6位の藤北誠也とチャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦を行う予定だったが[3]、山内の怪我で試合中止となった[4]。
2020年2月14日、後楽園ホールでフィリピンライトフライ級12位のMJ・ボーとフライ級8回戦を行い、2回2分24秒KO勝ちを収めた[5]。
2020年8月19日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックフライ級5位の戸高達とWBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦を行い、3回終了TKO勝ちを収め、王座を獲得した[6]。
2021年6月24日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックフライ級5位の中山祐太と対戦し、7回1分29秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功した[7]。
2022年4月9日、さいたまスーパーアリーナで行われたゲンナジー・ゴロフキン 対 村田諒太戦興行のセミメインにおいて、WBO世界フライ級王者の中谷潤人に挑戦するも、8回2分20秒TKO負けを喫し、王座獲得に失敗した[8]。
2023年4月1日、後楽園ホールにて第1回WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTにて日本フライ級王座決定戦を行ない、日本フライ級7位永田丈晶(協栄)に10回0-3(94-96×3)で敗れ、タイトル奪取に失敗した[9]。
人物
戦績
- アマチュア戦績:53戦38勝(14KO)15敗[12]
- プロ戦績:16戦13勝(12KO)3敗
戦
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日付
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勝敗
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時間
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内容
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対戦相手
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国籍
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備考
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1 |
2017年6月30日 |
☆ |
2R 2:17 |
KO |
パランペット・ウォーコンピセートジム |
タイ |
プロデビュー戦
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2 |
2017年12月19日 |
☆ |
4R 2:26 |
TKO |
レスター・アブタン |
フィリピン |
|
3 |
2018年5月7日 |
☆ |
5R 1:32 |
TKO |
堀陽太(横浜光) |
日本 |
|
4 |
2018年10月1日 |
☆ |
3R 終了 |
TKO |
リオ・ナインゴラン |
インドネシア |
|
5 |
2019年3月30日 |
★ |
12R |
判定0-3 |
ウラン・トロハツ |
中国 |
WBAインターナショナルフライ級王座決定戦
|
6 |
2019年8月23日 |
☆ |
8R |
判定2-0 |
アルフォイ・ダガイロアン |
フィリピン |
|
7 |
2020年2月14日 |
☆ |
2R 2:24 |
KO |
MJ・ボー |
フィリピン |
|
8 |
2020年8月19日 |
☆ |
3R 終了 |
TKO |
戸高達(レパート玉熊) |
日本 |
WBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦
|
9 |
2021年6月24日 |
☆ |
7R 1:29 |
TKO |
中山祐太(一力) |
日本 |
WBOアジアパシフィック王座防衛1
|
10 |
2022年4月9日 |
★ |
8R 2:20 |
TKO |
中谷潤人(M.T) |
日本 |
WBO世界フライ級タイトルマッチ
|
11 |
2022年11月8日 |
☆ |
1R 2:59 |
TKO |
パリニャ・カイカンハ |
タイ |
|
12 |
2023年4月1日 |
★ |
10R |
判定0-3 |
永田丈晶(協栄) |
日本 |
日本フライ級王座決定戦
|
13 |
2023年8月24日 |
☆ |
2R 1:10 |
KO |
ジャッカパンセーントーン |
タイ |
|
14 |
2024年2月2日 |
☆ |
2R 1:16 |
KO |
アーノルド・ガルデ |
フィリピン |
|
15 |
2024年6月7日 |
☆ |
6R 1:45 |
TKO |
神崎靖浩(倉敷守安) |
日本 |
|
16 |
2024年10月26日 |
☆ |
4R 0:49 |
KO |
オーリー・シルベストレ |
フィリピン |
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テンプレート
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- ^ 今野裕介が中国で劇的TKO勝ち 山内涼太は敗れる Boxing News(ボクシングニュース)2019年3月31日
- ^ 粉川拓也8回TKO負け OPBF王座獲得ならず ホープ山内涼太 WBA13位に2-0判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年8月23日
- ^ 日本タイトル挑戦者決定戦 元王者が多数出場 ミドル級は国本陸が“不戦”で挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年8月28日
- ^ 試合中止なのに2カ月減量 藤北が日本王座挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年10月25日
- ^ 福永亮次がWBO9位のサルダール攻略 WBOアジアパシフィックS・フライ級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2020年2月14日
- ^ ホープ山内涼太 WBOアジア・フライ級王座獲得 ラストファイト宣言の戸髙達 無念の3回棄権 Boxing News(ボクシングニュース)2020年8月19日
- ^ 山内涼太が貫禄の7回TKO勝ち WBOアジア・フライ級V1で世界に一歩前進 Boxing News(ボクシングニュース)2021年6月24日
- ^ 中谷潤人がWBOフライ級王座V2 山内涼太を圧倒して8回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2022年4月9日
- ^ 永田丈晶が5戦目で日本フライ級王者に 元WBO・AP王者の山内涼太を突き放す Boxing News(ボクシングニュース)2023年4月1日
- ^ 【ワンシーン】願いをこめて~山内涼太の入場曲~ベースボール・マガジン社 2017年12月20日
- ^ 選手プロフィール 角海老宝石ボクシングジム
- ^ スーパーホープ!山内涼太来カド!! Ameba blog 2018年4月18日