小林いずみ
小林 いずみ(こばやし いずみ、1959年1月18日 - )は、日本の実業家。みずほフィナンシャルグループ取締役会議長(社外)、ANAホールディングス取締役(社外)、サントリーホールディングス取締役(社外)、オムロン取締役(社外)、文部科学省中央教育審議会委員、金融庁金融審議会委員、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問、公益財団法人国際文化会館理事。 メリルリンチ日本証券代表取締役社長、多数国間投資保証機関長官(第5代)、経済同友会副代表幹事、大阪証券取引所取締役(社外)などを歴任した。 来歴生い立ち東京都練馬区生まれ[1][2]。練馬区立の小中学校、恵泉女学園高等学校を経て[3][4]、成蹊大学文学部文化学科卒業[2][5]。大学時代は、外洋帆船部に所属していた。 実業界にて成蹊大学卒業後は、三菱化成工業(現在の三菱ケミカル株式会社)に勤務した。1985年、メリルリンチ・フューチャーズ・ジャパンに入社した[5]。1998年5月からメリルリンチ証券会社業務部長、2000年同社業務統括本部長。 メリルリンチ日本証券にて、法人顧客グループ業務統括本部の本部長(CAO) として、ニューヨーク本社及び守屋寿会長と共に、社長候補を探していたが、適任者が見つからず、2001年、自らがメリルリンチ日本証券の代表取締役社長に就任し[2][5]、在任中にリストラクチャリングに取り組んで、従業員2700名のうち1500名を退社させた[6]。このため、金融業界では「人斬りいずみ」と呼ばれた[要出典]。 経済同友会で2007年から2009年まで副代表幹事として教育問題委員会委員長を務めた。また2002年から2008年まで株式会社大阪証券取引所取締役兼務。2008年11月24日、多数国間投資保証機関の長官に就任し[2]、2013年6月に任期満了で退任すると[7]、同年7月からANAホールディングス株式会社取締役。同年11月1日からサントリーホールディングス取締役[8]。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問等も務め[9]、2014年~2023年三井物産取締役。2015年経済同友会副代表幹事[10]。同年キユーピー経営アドバイザリーボード社外委員[11]。 2016年~2019年日本放送協会経営委員。2017年みずほフィナンシャルグループ取締役。2018年東京都東京と日本の成長を考える検討会委員[12]。2019年文部科学省中央教育審議会委員[13]、金融庁金融審議会委員[14]。2020年みずほフィナンシャルグループ取締役会議長[15]、オムロン取締役[16]。2021年みずほフィナンシャルグループシステム障害対応検証委員会委員[17]。 賞歴
脚注
関連項目外部リンク
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