株式会社小堀(こぼり、英: Kobori, Inc.)は、京都府京都市下京区に本社を置く、仏壇・仏具の製造販売、寺院仏具の製造・修復を専門とする企業である。寺院建築(設計・施工・修復)も請負う。
仏教各宗の仏壇・仏具を取扱うが、浄土真宗様式の物に特化している。
また、東本願寺御用達業者57社から構成される「真宗大谷派保信会」の会員である。
店舗
以下のように店舗は、真宗大谷派の本山・別院の周辺に展開している。(福岡店を除く。)
- 本店
- 京都市下京区烏丸通正面上ル
- 真宗本廟(東本願寺)前
- 東京店
- 東京都台東区西浅草1丁目6-5
- 浄土真宗東本願寺派本山東本願寺(旧・真宗大谷派東京別院東京本願寺)東側
- 福岡店
- 福岡市中央区天神3丁目14-31
- 札幌店
- 札幌市中央区北2条西14丁目3番地11 小堀札幌店 ショールーム 第3住販ビル 8階
工場
- 小堀京仏具工房
- 京都市山科区西野山百々町88
沿革
- 1775年(安永4年)、滋賀県彦根(現、彦根市)で仏壇店を開業する。
- 1895年(明治28年)1月、小堀岩吉が独立し、京都市高辻柳馬場で開業する。
- 1934年(昭和9年)9月、現本社所在地の京都市下京区に移転する。
- 1950年(昭和25年)1月、「合名会社 小堀仏具店」を資本金100万円で設立する。
- 1961年(昭和36年)12月、株式会社化し、「株式会社小堀」を資本金1,000万円で設立する。
- 1962年(昭和37年)7月、東京店を開店する。
- 1967年(昭和42年)4月、資本金2,000万円に増資する。
- 1969年(昭和44年)5月、京都市山科区に「小堀 京都工場」を設立、オリジナル製品の開発を進める。
- 1971年(昭和46年)1月、資本金3,000万円に増資する。6月、福岡店を開店する。
- 1972年(昭和47年)12月、納骨壇の製造能力を向上させるため、滋賀県米原に滋賀工場建設する。
- 1974年(昭和49年)11月、本店社屋を新築する。
- 1977年(昭和52年)7月、資本金6,000万円に増資する。
- 1982年(昭和57年)4月、「京都工場」を独立法人(株)小堀仏具製作所として設立する。 5月、社長に小堀賢一が就任する。
- 1984年(昭和59年)3月、京都府知事より内装工事業者の指定を受ける
- 1985年(昭和60年)7月、札幌店開店する。
- 1990年(平成2年)10月、練馬店を開店する。
- 1996年(平成8年)5月、「小堀京仏具工房」を設立する。
- 2003年(平成15年)12月、滋賀工場を京都工場に集約し京製納骨壇の製作する。
- 2005年(平成17年)12月 使用済みおろうそく回収寄贈活動開始、アフガニスタン・カンボジア・ネパールなどへ
- 2006年(平成18年)9月、「京都市内博物館施設連絡協議会」に「小堀京仏具工房」が加盟する。
- 2007年(平成19年)3月 京都中小企業支援センター主催の第13回VCプランオーデション「京都市オスカー認定企業」を受賞
- 2008年(平成20年)2月 経済産業省「中小企業IT経営力大賞」認定
- 2010年(平成22年)12月 2010年度関西IT百撰入選
- 2012年(平成24年)2月 小堀進社長就任
- 2013年(平成25年)7月 小堀進社長著書「お仏壇ものがたり」発行
受賞・認定
- 1966年(昭和41年)11月、中小企業庁長官より、経営合理化の模範企業として表彰される。
- 1982年(昭和57年)10月、「新様式お仏壇」に対して、中小企業庁長官賞を受賞する。
- 1997年(平成9年)、「京都市都市景観市長賞」を受賞する。
- 2003年(平成15年)10月1日、「新様式お仏壇」が「2003年度グッドデザイン賞」受賞する(受賞番号 - 03A02068)。受賞製品は、「灯」(ともしび)13号・15号・18号と「校倉」(あぜくら)13号。
- 2004年(平成16年)3月、「製作工程報告サービス」が「関西IT百撰優秀賞」を受賞する。
- 2006年(平成18年)9月、経済産業省推進事業IT経営応援隊の「平成18年度IT経営百選」で「優秀企業」に選出される。
- 2007年(平成19年)3月16日、京都中小企業支援センター主催の第13回VC(バリュークリエーション)プランオーデションにおいて「オスカー認定」される。
- 2008年(平成20年)2月21日、経済産業省主催「中小企業IT経営力大賞2008」において、「IT経営実践認定企業」に認定される。
外部リンク