小さな親切運動小さな親切運動(ちいさなしんせつうんどう)は、日本の社会運動。よりよい社会を築くため、誰もが互いに思いやりと親切の心をもって接し、困っている人にはできる範囲で手を差し伸べよう、という「小さな親切」を提唱する活動。この項目では運動主体である公益社団法人「小さな親切」運動本部および、同法人の活動内容について記述する。 概要社団法人として1963年(昭和38年)6月13日に発足。2011年(平成23年)4月1日より公益社団法人。 「小さな親切」を行った個人や団体の表彰のほか、青少年育成事業として作文コンクール・はがきキャンペーン・「日本列島クリーン大作戦」・「日本列島コスモス作戦」などを実施している(後述)。 運営費は会員の寄付によってまかなわれている。会員の種別には個人会員と法人会員があり、個人でも、職場を通じてでも加入できる。 歴史
活動内容
表彰毎月25日、一般国民からの推薦と運動本部の審査を経て、運動本部から表彰状とともに「実行章」が贈られる。全国33道府県の本部から贈られる場合と、道府県本部のない地域において運動本部から贈呈される場合とがある。毎月の授章のほか、毎年秋には東京都内で全国表彰式が開催される。 実行章の受賞内容は、清掃・花植えなどの環境美化活動、高齢者への援助、事件・事故への迅速な対処など、さまざまである。 表彰状は推薦を受けた回数だけ授与されるが、実行章は2016年度から希望者へ有償で授与する方式となった。 関連項目外部リンク |