柿嶋 美子(てらお よしこ、1954年1月8日 - )は、日本の法学者。運輸安全委員会委員(常勤)。東京大学名誉教授[1]。専門は英米法。東京大学法学部初の女性教授[2]。旧姓寺尾
経歴
人物
- 区立小学校を卒業後、東京学芸大学附属中学校在学中、父が時代小説好きのために、司馬遼太郎の小説「竜馬が行く」の単行本全5巻にプレゼントをした。美子も同様に読み始め、はまってしまった[4]。1969年の7月に司馬遼太郎本人から手紙を送られ、大事に残っている[5]。
- 高校時代は剣道を始める。2年生の時に部員が減ってしまい、稽古が成り立ちにならなかった。そのために町の道場に通いながら、初段を資格。次のはまったのは吉川英治の小説「宮本武蔵」だった[4]。
- 大学に入学後、剣道部に入り、女子部員第1号となる[6]。大学卒業後、仕事や子育てが忙しくなり、剣道はやめてしまった[7]。
翻訳
脚注
- ^ 令和元年度東京大学名誉教授2025年1月3日閲覧
- ^ 東京大学(インタビュー)
- ^ 「田中英夫先生へ」『アメリカ法 1992 (2)』日米法学会 1992年 p.206-209
- ^ a b 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 147
- ^ 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 148-149
- ^ 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 147-148
- ^ 「完全保存版 坂本龍馬が行く」、『文藝春秋増刊くりま』(2010年1月号)、文藝春秋 pp. 148
平成 30 年度退職教員の紹介 柿嶋(寺尾)美子