密陽朴氏
密陽朴氏(ミリャンパクし、みつようぼくし、밀양박씨)は、朝鮮の氏族の一つ。本貫を密陽とする。2015年に韓国で行われた国勢調査での人口は3,103,942人[1]。韓国においては、金海金氏に次いで大きな氏族集団であり、朴姓のうち70%以上が所属する最大の本貫である[2]。 統一新羅末期の第54代王・景明王の長男・密城大君朴彦忱を始祖とする。朴彦忱は新羅初代王朴赫居世の30世孫とされており、朴赫居世を始祖とすることもある。 その末裔は、高麗で大臣を務めた朴彦孚を派祖とする門下侍中公派など、10余りの分派に分かれている。 始祖の新羅の初代国王・赫居世が井戸から生まれたという伝説があるため、創氏改名に際して「新井」を名乗った人が多い[3]。 高霊朴氏、咸陽朴氏、竹山朴氏、商山朴氏、全州朴氏、順天朴氏、月城朴氏、蔚山朴氏、寧海朴氏、江陵朴氏、慶州朴氏と共に朴氏大宗親会(新羅五陵保存会)をなしている[4]。 人口分布と集姓村人口数、割合はいずれも2015年統計[5]。集姓村のある地域は以下の通りである。
脚注
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