宮崎県立日南振徳高等学校(みやざきけんりつにちなんしんとくこうとうがっこう)は、宮崎県日南市大字板敷に所在する、2009年度に開校した宮崎県南那珂地区(日南市、串間市)における総合制専門高校である。2010年度まで宮崎県立日南工業高等学校と併設され、学校施設を引き継いでいる。
開校により、日南市の公立高等学校は日南市飫肥地区にほぼ集約(ほかに宮崎県立日南高等学校がある)されることとなった。
宮崎県内の総合制専門学校は2008年度 小林市に開校した宮崎県立小林秀峰高等学校に次いで2校目である。
設置学科
所在地
- 最寄り駅JR日南線飫肥駅
設立の経緯
南那珂地区においては、少子化および過疎化により生徒数が急減しており、2009年度以降、単体の高等学校として運営が困難になる1学年2学級以下となる見込みとなった宮崎県立日南振徳商業高等学校、宮崎県立日南農林高等学校および宮崎県立日南工業高等学校の3校を統合・再編し、地域の産業の担い手の育成をはかり、適正な教育環境を提供することを目的に設置された。
校名の由来
校名に含まれる振徳は、かつて日南市を治めた伊東氏飫肥藩にあって、明治時代の外交官小村寿太郎も学んだ藩校「振徳堂」に由来する。統合される3校のひとつである日南振徳商業高校にも用いられているが、南那珂地区において由緒ある名称であることから、公募を経て再び採用されることとなった。
著名な出身者
関連項目
外部リンク