実相寺 (北杜市)
歴史創建年代は不明である。当初は真言宗の寺院であった。日蓮宗に転宗した時期について、次の二つの説がある。第一説は日蓮宗宗祖日蓮が、流罪地の佐渡国から帰還する途上、当寺に立ち寄り転宗したという説。第二説は1375年(天授元年)に実相院日応が、当寺住職真理法印を論破し、寺を譲り受けたという説である。当寺公式サイトでは第二説を採っている[1][2]。 永禄年間(1558年 - 1570年)に現在地に移転した。1561年(永禄4年)の川中島の戦いに際し、武田信玄は家臣に当寺で戦勝祈願を命じている[2]。 神代ザクラ当院には「神代ザクラ」と呼ばれるエドヒガン種の桜があることで知られている。樹齢は約2000年といわれており、日本武尊お手植えの桜という伝説がある。その後、日蓮が当寺を訪れ、樹勢回復を祈ったところ、勢いを取り戻したことから「妙法桜」ともいわれている[2]。 文化財
交通アクセス
脚注参考文献
外部リンク |