宝積寺 (群馬県甘楽町)

宝積寺
所在地 群馬県甘楽郡甘楽町轟774
山号 鷲翎山
宗派 曹洞宗
創建年 弘安3年(1280年)以前
中興年 宝徳2年(1450年
中興 小幡実高
別称 花の寺
文化財 宝積寺開山堂の天井画(甘楽町指定重要文化財)、小幡氏歴代の墓(甘楽町指定史跡)
公式サイト 花の寺 宝積寺 群馬県甘楽郡甘楽町
法人番号 2070005003675 ウィキデータを編集
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宝積寺(ほうしゃくじ)は、群馬県甘楽郡甘楽町にある曹洞宗寺院

歴史

1280年弘安3年)以前に開山された。1450年宝徳2年)、小幡実高によって中興された。実高は当地の領主であり、東昌寺の即庵宗覚を招聘して再建した。これまで天台宗の寺院であったが、この時に曹洞宗に転宗した[1]

江戸時代前期に織田氏小幡藩に入封し、藩主織田信良は当寺を菩提寺に定めた。しかし、織田信久の代に崇福寺を建てて菩提寺を変更、織田信雄以降の父祖の墓を移葬した[1][2]

織田家の墓は移葬されたが、前領主の小幡氏の墓は現在も残っている[2]

現在は「花の寺」として親しまれ、四季を通じて花を観賞することができる[1]

文化財

  • 宝積寺開山堂の天井画(甘楽町指定重要文化財 平成30年1月31日指定)[3]
  • 小幡氏歴代の墓(甘楽町指定史跡 平成元年8月24日指定)[4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 宝積寺の紹介宝積寺
  2. ^ a b 群馬県高等学校教育研究会歴史部会 編『群馬県の歴史散歩(歴史散歩10)』山川出版社、2005年、93p
  3. ^ 宝積寺開山堂の天井画甘楽町
  4. ^ 小幡氏歴代の墓甘楽町

参考文献

  • 群馬県高等学校教育研究会歴史部会 編『群馬県の歴史散歩(歴史散歩10)』山川出版社、2005年

外部リンク