安養寺 (東京都府中市)
安養寺(あんようじ)は、東京都府中市本町一丁目(多摩郡府中宿ノ内本町字矢崎)にある天台宗の寺院。山号は叡光山。 歴史寺の文書類は江戸時代の火災で焼失しているが、寺伝では859年(貞観元年)、円仁(慈覚大師)によって開山されたという[1]。 その後、尊海僧正が勅命により1296年(永仁4年)に再興し、廃仏毀釈(明治維新)前は武蔵総社大國魂神社の別当寺であった[3]。 寺格は江戸時代に徳川家康より15石の朱印境内除地を賜り、1883年(明治16年)には世良田長楽寺の末寺を離れ比叡山延暦寺の直轄寺となる[3]。 本堂は、 幣串の記載から1789年(寛政元年)に再建されたものであるとされ、明治初年頃までは寺子屋としても使用されていた[3]。 本尊は秘仏阿弥陀三尊[3]。 左脇間には良源(元三大師)の御影、不動明王等、 右脇間には毘沙門天、吉祥天、善膩師童子を祀っている[3]。 交通武蔵野線・府中本町駅下車徒歩6分、京王線・府中駅下車徒歩15分[3]。 ギャラリー脚注参考文献
関連文献関連項目
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