守山村（もりやまむら）は、長崎県の島原半島にあった村。南高来郡に属した。1954年（昭和29年）に南西隣[1]の山田村と合併し、吾妻村となった。
現在の雲仙市吾妻町の北東部にあたる。
地理
島原半島の北西部に位置する。
- 河川：田内川（たなご）、大木場川、田ノ平川、土井ノ川、江頭川
沿革
地名
名を行政区域とする。
守山村は1889年の町村制施行時に2村が合併し発足した自治体であるが、大字（三室・守山）は設置していない。
但し明治時代末期の長崎県公報によれば、名の名称に大字を冠した記載が見られる[2]。
なお、守山村では名の名称を十干に置き換えて表記する[3]。
- 大字三室
- 大字守山
- 丙 ／ 平江名
- 丁 ／ 古城名
- 戊 ／ 田之平名[4]
- 己 ／ 大木場名
交通
鉄道
村域を島原鉄道線が通るが、駅は設置されていない。
名所・旧跡
脚注
- ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1951年12月1日
- ^ 参考：長崎縣告示第六百六十六號 南高来郡森林開墾制限〔2〕凡例、〔16〕守山村 長崎県公報 明治42年12月21日付
※誤植あり（大字「三室」を「三重」と記載）
- ^ 吾妻村発足後は十干での置き換え表記は採用せず、本来の名の名称を表記している。
- ^ 田野平名、田平名とも表記。
参考文献
関連項目
